紀伊半島みる観る探検隊

2018年4月15日(日)・22日(日) 第56回・57回 紀伊半島みる観る探検隊「流れ谷・哀話多き里を歩く」終了しました

第56回・第57回 紀伊半島みる観る探検隊「流れ谷・哀話多き里を歩く」
~ 後南朝の史跡や文化財を巡る ~

第56回・第57回 紀伊半島みる観る探検隊「流れ谷・哀話多き里を歩く」チラシ熊野市の山間部を流れる大又川流域の村々は、古来から「流れ谷」と呼ばれています。現在の熊野市飛鳥町と五郷町の辺りです。

流れ谷には、南北朝時代の後に南朝の再建を目指して、吉野熊野の山中をさまよい衰えていった後南朝の史跡や、伊勢古市の遊郭に売られて「油屋騒動」で知られた油屋おこんの出生地、奥熊野の中世最大の悲劇・北山一揆の古戦場など、あわれな人々が偲ばれる史跡が多く、歴史とロマンの宝庫です。

また、五郷町桃崎には洋画家の故・田垣内友吉氏がアトリエにしていた強固な石造りの蔵があり、国の登録有形文化財に登録され、「熊野石蔵美術館」として洋画や民具が展示されています。

みえ熊野学研究会運営委員の中田重顕さんの案内で、歴史のなかに生きた熊野びとを振り返りながら歩きましょう。

【行程】
ふれあい公園~(車乗合せ)~光福寺・皇霊殿~(車乗合せ)~不動瀧~(車乗合せ)~油屋おこん屋敷跡・供養碑・・・北山一揆古戦場・供養碑・・・(車乗合せ)~ふれあい公園・・・赤松屋敷・五輪塔・・・寺谷御仕入方質倉・・・光明寺・橋本等民先生頌徳碑・・・熊野石蔵美術館・・・みえ熊野ポスターの場所・・・ふれあい公園

↓募集チラシのダウンロードはこちら↓

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  • 日時
    第56回:平成30年4月15日(日) 9:30集合~15:30解散 ※雨天中止
    第57回:平成30年4月22日(日) 9:30集合~15:30解散 ※雨天中止
  • 集合場所
    五郷ふれあい公園(mapion map
  • 案内人
    中田 重顕さん
  • 募集人数
    各回18名 ※要申込み、先着順、定員になり次第締め切ります
  • 参加費
    1,800円(引率料、保険料、通信費など)
  • 持ち物
    弁当、飲み物、雨具、帽子、常備薬など
  • ご希望の回、住所、氏名、電話番号、生年月日をお知らせの上で、お申込みフォームまたは電話090-7865-0771にてお申込みください。
  • お申込み後にアクセス方法など詳しい案内状をお送りします。
  • 公共交通機関でお越しの方は、お申込みの際にご相談ください。
  • 車乗り合わせで移動する区間があります。ご協力をお願いします。
  • 山里の平坦なアスファルト道を歩きます。山道は歩きません(歩行距離:約7km)ウォーキングシューズや運動靴、歩きやすい服装でお越しください。
  • 必ず自己責任でご参加ください。事故怪我などはエコツアー保険の範囲内で対処することに同意の上でお申し込みください。

【主催】 くまの体験企画 紀伊半島みる観る探検隊実行委員会

熊野市五郷町の光福寺皇霊殿
光福寺は後南朝最後の皇子、市河宮尊雅親王が亡くなった寺とされています。

熊野市五郷町の油屋おこん供養碑
油屋騒動で有名になった油屋おこんの供養碑が、出生地近くに建てられています。

熊野市五郷町の不動瀧
尊雅親王の后が身を投げた場所は、今も地元の人たちに手厚く祀られています。

熊野市五郷町の赤松党の塚
後南朝の皇子たちを滅ぼした赤松党の塚。なぜ仇であるはずの赤松の史跡がここにあるのでしょう

田垣内友吉氏の熊野石蔵美術館
国指定文化財の熊野石蔵美術館には、意外なお宝が眠っている?