まだ見ぬ熊野、ディープな熊野へ
●熊野古道は2004年7月に「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産として世界遺産登録されました。
世界遺産の中でも数少ない「道」としての登録とともに、「文化的景観」として意味づけられました。
熊野の悠久の時間と豊かな自然が、人々の営みと絡み合い、さまざまな歴史や文化、神話や伝承を生みだし、独自の宗教的世界観を作り出しています。
・熊野信仰の史跡、名もなき聖地
・修験者たちが修行をしていた行場
・熊野を目指す人と迎える人が出会う街道
・人々が守りつづけた自然、語り継がれる伝承
・役目を終えた廃道、忘れられた廃村 など
あなたの知的好奇心、探求心を満たす、こだわりのガイドツアー4種類です。
熊野信仰の歴史や文化を学ぶ、貸切りの現地ガイドツアーです。
新宮市街を見下ろす「千穂ヶ峰(ちほがみね)」の南東の山を「神倉山(かみくらさん)」といい、ここに神倉神社があります。
神倉神社を参拝するには、538段の石段を登らなければなりません。
あまりの急勾配に恐れをなすと思いますが、霊石・ゴトビキ岩まで登りきったときの充実感は、一生忘れない経験になると思います。
熊野古道伊勢路・松本峠から花の窟ツアー
(通年開催/所要5時間)
「熊野古道伊勢路・松本峠エコツアー」に、浜街道や花の窟をプラスした貸切ガイドウォークです。
伊勢からいくつもの峠を越え、熊野古道伊勢路の最後の峠が「松本峠」です。
世界遺産に登録されている松本峠の石畳を登りきれば、ここで峠越えは一段落。
鉄砲傷があるお地蔵さんに手を合わせ、七里御浜の向こうに見える新宮や那智山、補陀落の海に、巡礼者たちは感動したことでしょう。
熊野古道馬越峠と天狗倉山トレッキング
(10月~6月開催/所要6時間)
「熊野古道伊勢路・馬越峠エコツアー」に天狗倉山をプラスした貸切ガイドツアーです。
天狗倉山(てんぐらさん)は、三重県紀北町と尾鷲市の境にある山で、世界遺産の熊野古道・馬越峠(まごせとうげ)が中腹を通っています。
山頂にそびえる巨大な「天狗岩」は、かつて山伏が修行をしていた修験道の行場でした。
今も役行者の祠が残っている、山岳信仰にまつわる歴史がある山です。
Deep熊野体験企画
熊野の「ディープな場所」に行く、オーダーメイドツアーです。
熊野古道ではない、知る人ぞ知る聖地、なかなか行けない秘境、地図を見てもわかりにくい場所、廃道、廃村、里道や生活古道など、ご希望の行先をお伝えください。
奥深い熊野の、自然・歴史・文化を訪ねる旅へ出かけましょう。