お客様の声

T様 2024年3月23日 熊野古道ひとり旅応援プラン

たらようの葉を持つT様と生熊この度、熊野古道ツアーに申し込み、生熊さんガイドのもと、熊野体験をさせていただいたTです。

さて、熊野体験から1週間が経ちました。
初めての熊野古道は雨天で始まり雨天で終わりました。
途中結構激しく降る時間帯もあり、古道は滝のようになり、大きな水たまりがあちこちにでき、開始30分ほどで靴が浸水し、生熊さんの言葉を借りると「苦行」そのものでした(笑)

ただ、苦行となることが事前に分かっていたとしても、迷わず今回の熊野体験を決めていたと思える、そんな体験でした。

思えば熊野体験は全てが非日常でした。

長い歴史の中で様々な人の思いや願い、祈りにより築かれた特別な地であること、普段したことのない山歩きに挑戦したこと(しかも雨)、1人で歩いていると見落とすような細部の由来や逸話をガイドしてもらえたこと、途中休憩した場所にあったトイレがバイオ攪拌系のトイレだったこと、改めて振り返ると非日常の要素ばかりでした。

そんな中でも、生熊さんが私にとってはかなり非日常でした(良い意味です)

節目節目でほら貝を吹いてもらったこと、修験者の旦那さんとのやりとりを聞かせてもらったこと、雨天を忘れるようなハイテンションで熊野体験が始まったこと、絵説きや御詠歌から、ヒノキとスギの違いや幼き頃の思い出、半生、転機、感謝と食糧問題等、色々なお話しができたこと、生熊さんのおかげで非日常で濃い6時間を過ごすことができました。

私は親と離れて一人暮らしで仕事もテレワーク、学生時代の友人も別の地域に住んでいることもあり、普段プライベートで人と話す機会が少ない方だと思います。

思っていることを話したり聞いてもらったり、逆に思っていることを話してもらったり聞いたりする機会が少なく、良くないと思う一方でその状況に慣れてしまっています。

今回生熊さんと熊野古道を歩きながら、久しぶりにちゃんとした対話をしました。
とても楽しかったです。気づきや学びもありました。
生熊さんと一緒だったからこそ苦行を乗り越えられた、そんな気がします。

現在私は26歳、他人は他人と思いつつも誰かと比べて自分の現在地を確かめたり、先行きが見えないことに不安を抱いたり、どうなりたいかが分からなくなったりと、グラグラしながら踏ん張っていますが、生熊さんとお話ししている中で

「Tさんのこれからの人生、楽しみですね」
「Tさんの人生、きっと楽しくなりますよ」

とさらっと言ってもらえたことが、ずっと心に残っています。これからも残ると思いますし残すつもりです。
(額縁に入れて心の壁に飾る勢いです)

生熊さんと熊野古道を歩けて良かったです。
また機会がありましたら、リピーターとして、再び生熊さんと第二の熊野体験をさせていただきたいと思います。

長くなりましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。
今後の皆さまのさらなるご活躍をお祈りしております。


T様

心に響くメッセージを拝見させていただきました。
誠にありがとうございます。熊野古道を、楽しんで頂けた様子にほっとしました。
私の心の中には、数々の思い出と、Tさまの晴れやかな姿が、はっきりと刻まれています。
これから、始まるボランティア活動(梨)を応援しています。
「第2弾!再開の熊野古道」~T&生熊~
※T&生熊←Tさまがタラヨウの葉に刻み込んだ言葉をお借りして・・・
お声掛けいただけたら、こんなにうれしいことはありません。
Tさまの健康と益々のご活躍を、熊野の地で祈っています。

みどり