紀伊半島みる観る探検隊

第64回・第65回 紀伊半島みる観る探検隊「磯崎・猪ノ鼻の史跡を訪ねて」終了しました

第64回・第65回 紀伊半島みる観る探検隊「磯崎・猪ノ鼻の史跡を訪ねて」
~ 猪ノ鼻城跡、狼煙場跡、電波探知機跡など、海防の歴史を探る! ~

第64回・第65回 紀伊半島みる観る探検隊「磯崎・猪ノ鼻の史跡を訪ねて」チラシ

熊野市の磯崎町には、永禄11年頃(1568)に堀内氏善の指揮の下、大屋(大谷)氏が築城したという「猪ノ鼻城跡」があります。
同年に北山郷と北牟婁郷から攻められて合戦となり、石垣や掘割、血頭(ちこべ)といった字名から、往時の攻防が偲ばれます。

江戸時代に入ると「狼煙場」が置かれました。鎖国のなか、異国船を見つけると狼煙を上げて、次の狼煙場へと連絡するために、紀州藩が造った海岸防備の施設でした。

時代は流れ、太平洋戦争時には軍の「電波探知機」が設置され、軍用道路や防空壕なども造られました。戦後は山一面に芋畑が造られ、人々を飢えから救ってきました。

450年前からの海防拠点や芋畑の跡は今、人知れず森の中に眠っています。みえ熊野学研究会運営委員の向井弘晏さんの案内で、歴史ロマンを感じる旅に出かけましょう。

【行程(…徒歩、~車乗合せ)】
大泊駅 ~ 磯崎町…磯崎神社…元宮…炭窯跡…猪ノ鼻灯台…猪ノ鼻城跡(電波探知機跡・狼煙場跡など)…照葉樹の森…芋畑跡…展望所…軍用道路跡…磯崎町 ~ 大泊駅

↓募集チラシのダウンロードはこちら↓

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  • 日時
    第64回 2022年4月7日(木)
    第65回 2022年4月17日(日)
    9:00開始~15:00終了
  • 案内人
    向井 弘晏さん
  • 募集人数
    各回20名 ※要申込み、先着順
  • 参加費
    2,000円(引率料、保険料、通信費など)
  • 持ち物
    弁当、飲み物、雨具、帽子、常備薬など
  • 第64回と第65回は同じ内容です。どちらかの日をお選びいただき、住所、氏名、電話番号、生年月日をお知らせの上で、お申込みフォームまたは電話090-7865-0771までお申込みください。
  • 駐車スペースあり。お申込み後にアクセス方法など詳しい案内状をお送りします。
  • 歩行距離:約5km、最大標高:167m、山道を歩きます。
    足下が不安定な場所や、斜面も歩きますので、トレッキングシューズと歩きやすい服装でお越しください。
  • 必ず自己責任でご参加ください。事故怪我などはエコツアー保険の範囲内で対処することに同意の上でお申し込みください。

【主催】くまの体験企画 紀伊半島みる観る探検隊実行委員会

語り部ガイドの向井弘晏さん
地元の歴史に詳しい 向井弘晏さんが案内します!

熊野市磯崎町の猪ノ鼻から魔見ヶ島を望む
猪ノ鼻からは魔見ヶ島がとても近い!

熊野市磯崎町の照葉樹林"
照葉樹林の中に城跡や軍事施設跡が点在しています。まさに探検気分。

熊野市磯崎町の猪ノ鼻城跡にて語り部ガイドとツアー参加者
猪ノ鼻城跡の外堀に造られた軍事施設用の土橋。

熊野市磯崎町から鬼ヶ城遠望
芋畑跡の展望所から、鬼ヶ城や熊野の山々が見渡せます。