熊野古道伊勢路・八鬼山越えを歩くガイド古山正とツアー参加の女性

京都のTです。「八鬼山越え」のガイドをありがとうございました。
前日の夜まで降っていた雨が嘘の様に止み、朝から晴れ間がいっぱいでした。

念願の八鬼山越えを古山さんにお世話になって挑戦しました。
登り口では桜の花に見送られました。

ウグイスの鳴き声が聞こえたり、沢の中を歩いたり、大きな岩にびっくりしたりと飽きの来ないコースでした。

全行程の半分あたりの「荒神堂」のそばに新しくトイレが作られていました。

コース距離が長いだけにとても助かり、安心して歩くことが出来ました。

熊野古道伊勢路・八鬼山越えのさくらの森広場から九鬼町の眺め

昼食をとった「桜の森展望台」からは雄大な太平洋が一望出来、遠く知多半島あたりまで眺める事が出来ました。

昔の人もこの景色を眺めて暫し疲れを忘れたのでしょうね!
下りは少し急な場所もありましたが沢の音がだんだんと大きくなり最後の力を発揮することが出来ました。

「西国一の難所」を制覇した喜びで大満足です。

またの機会もよろしくお願いします。


T様

いつもご参加くださりありがとうございます!
2014年に古山ガイドで「絶景の天狗倉山と熊野古道馬越峠ツアー」、2016年に阿諏訪ガイドで「熊野古道中辺路・熊野本宮エコツアー」、2017年に古山ガイドで「熊野古道伊勢路・曽根次郎坂太郎坂(あなただけの熊野古道)」、今回はいよいよ八鬼山越えにチャレンジ!
古の巡礼たちが「石ばかりの大難所なり」と道中日記に書いています。山頂まで続く石畳を、町石を数えながら、巨大な石を見ながら、地域の人に助けられながら登り、山頂では美しい眺めに一息し、「人の頭を踏むがごとし急坂なり」を降りて、麓の名柄に着いて安堵し・・・昔の人の気持ちを感じていただきました。^^
「春寒し 見下ろす海の 果てしなき」(鈴木牧之 寛政8年・八鬼山の三木峠茶屋にて)
こちらこそ本当にありがとうございました。今後とも宜しくお願い申し上げます。

マサ、うっちー