古山正

古山正 ガイド:古山 正(まあちゃん)

熊野古道伊勢路は、遠い昔から熊野三山 (熊野本宮大社・熊野速玉大社・熊野那智大社)を目指す旅人達が、難行苦行をしながら行き交った街道です。

この熊野古道を体験する旅に出かけましょう。

拓本【馬越峠石畳に謎めいた文字】
平成15年3月、熊野古道の馬越峠道で、石畳に古い文字が刻まれているのを偶然見つけました。場所は紀北町側の中腹で、馬越一里塚の20メートルほど上、縦70センチ,横50センチほどの大きめの石に縦横約7センチの文字が、縦に5つほど刻まれており、文字はかなり古く読み取りが困難です。海山町教育委員会にメールで連絡後、文化財調査員による調査が進められました。
私はいろんなところの熊野古道を歩いていますが、文字が刻まれた石畳を見たのは初めて。
馬越峠の石畳は江戸時代に造られたとされています。石はふもとから運び上げたものではなく、すべて現地の自然石を使用したと伝えられています。
石畳に刻まれている文字のうち、最初の1文字以外は、旅人の足に踏まれてほとんど磨り減っているため、かなり古いと思われます。最初の1文字は「遠」「違」とも読めますが、なんのために刻まれたのか・・・他にも見つかれば何を意味しているのか解るかもしれません。

謎めいた文字は拓本の結果、「遠刕深見村しや」と判読できることから、静岡県袋井市深見のことではないか(海山文化財調査委員会の見解)と、袋井市教育委員会に照会したところ、石材とは無関係の地域とのこと、・・・

「なぜ深見?」、「なぜ刻字?」、「だれが?」、「何のため?」 等々、考えるとロマンは深まるばかり・・・
熊野古道にはまだまだ知らないところが沢山あります。ロマンを求めて歩きましょう。

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