「江戸から神々が宿る熊野へ ~癒しの世界遺産・熊野~」

あれは、まだ寒い2月下旬のことでした。「今年は、G・Wどこかへ行きたいね。せっかくなら、気候もいいときだし、歩くエコツアーがいいな」と、旅行会社のパンフレットを集めいろいろ検討しましたが、気に入るようなツアーは見つからず、それなら、自分で計画するしかない。そこでいろいろ調べて出会ったのが、「くまの体験企画」でした。
個人のガイドを引き受けてもらえるか不安で恐る恐る電話をかけたら、とっても明るく、元気な声。日程はOKということで、こちらの希望をメールで送ると、すぐに4つものプランを作成してお返事が返ってきました。

プランを選び、乗り物や宿泊場所の手配をし、少しずつ準備が整い、待ちに待った5月2日となりました。


尾鷲駅で、内山さんと出会い、石畳の美しい馬越峠を歩きました。熊野のこと、尾鷲のこと、なぜ石畳の道が世界遺産なのか、いろいろなお話しを聞きながら歩いたので、疲れを感じることなく馬越峠のよさを堪能しました。

5月3日は、盛りだくさん。松本峠、鬼ヶ城、大馬神社、七里御浜、獅子岩、花の窟を見て、熊野川・三反帆の川舟に乗り、熊野速玉大社の近くで下船、参拝。

夕方になってしまい時間も押していたので、神倉神社はパスしようとしていたら、5台分しかない駐車場のうち、運よく1台分だけ空いていたので、参拝しました。きっと、お参りしていくようにという神様からのメッセージだったのですね。この神倉神社の石段がとても急で、登りは何とか登ったけれど、下りは怖くて、怖くて・・今、振り返ると、とても印象に残っている場所です。
また、大馬神社はG・Wなのに誰もいなくて、うぐいすの声を聞きながら、裏山の滝の傍まで連れて行ってもらいました。滝を見ながら、しばしボーっとしていたら、都会の雑踏を忘れ、癒され、身体に元気が充電されるような感じがしました。

5月4日は、那智に詳しいガイドの阿諏訪さんと大門坂、補陀落山寺、熊野那智大社、那智の大滝、青岸渡寺、そして、熊野本宮大社、大斎原を見た後、湯の峰温泉へ。
湯の峰温泉では、世界遺産の「つぼ湯」を見にいきました。
「小栗判官」の語り部がいらっしゃる民宿「小栗屋」へ泊まったので、夜、1時間くらいお話も伺いました。

最終日の5月5日、この日はガイドなし。実は、疲れていたり、雨が降ったりしたら、本宮大社の世界遺産センターあたりでぶらぶらして、空港へ向かおうと思っていたのですが、お天気は上々。温泉に入ったせいか疲れもなく、ガイドブックに最もよく出ている発心門王子から本宮大社まで歩きました。

本宮から特急バスで白浜空港へ向かい、東京へ。

とても充実した熊野古道を歩く旅行でした。それは、何といっても3日間ガイドさんと一緒だったからです。簡単に「熊野古道」というけれど、その距離は相当なもので、いろいろな路があります。今回歩き、見学したのは、その中でもっともおいしいところでした。ぜひともまた訪れたい、別の路を歩いてみたいと思って飛行機に乗りました。

目下、旅行記を作成中です。
あとあと読み返したとき、また行ったことのない人が読んだとき、一緒に旅行をしている気分を味わえるような、そんな旅行記ができたらいいな・・と思いつつ少しずつ書き進めています。

 原様

お忙しい中、大作のツアーレポートを書いていただき本当にありがとうございます!原様とご一緒させていただいた時間を思いだしています。
パワースポットのブームや高速料金値下げの影響もあって、ゴールデンウィークの熊野は例年よりも人が多かったです。急きょ、大馬神社へ行ったことは正解でした。誰もいない、うっそうとした森、社、滝。熊野らしい空間に身を置くことができました。
馬越峠も楽しくゆっくり歩くことが出来ましたし、神倉神社の件もラッキーでした。神様が味方してくださったのかな。
旅行記も楽しみにしています。(^_^)

熊野はとても広く、奥深くて、いろいろな楽しみ方ができます。ドキュメンタリー番組や映画のような・・・熊野の世界に浸っていただけるようなガイドをしてゆきたいと思います。またのお越しをお待ちしています!

うっちー